自分の場合ジブのラフのポケットはセール素材をそのまま折って作ります。
そのための重ねる部分をこれから作図します。
ジブのラフのダブリングは12㎜までなので11.5㎜のジブのラフからオフセットした線を外側に引いておきましょう。
その状態でジブの全体をラフの線を基準にミラーで反転コピーします。
ダブリング部分以外の部分を消して端点をトリミング&延長で揃えます。
いらない部分はブロック化を解除してからばらして長さを調整してください。
(昔のオートキャドなら爆弾マークでしたね。( ´艸`))
両面テープを貼る部分の案内となる線も引いておきましょう。
端面からオフセットで5㎜でいいでしょう。
これでポケット部分の作図が出来ました。
寸法のチェックが終わったらコピーを作っておきましょう。
必要に応じてパッチの作図やクラス記章、セールナンバー、国際識別記号、等を張り付けたり作図します。
ルールで形やフォント、サイズや表示位置など規定がある場合はそれらの規定に倣って配置します。
レースに使わないのであれば様々なデザインを入れて個性を出すのも楽しいと思います。
様々なカラープリントをするのも楽しいと思います。
それらが終わったらプロット(印刷用)データとCUT用データ(カッティングプロッターでCUTする場合)に分けます。
パッチ(補強パッチ)もデザインした場合はそれらのデータも合わせて作成用のデータをそれぞれ準備します。
これは各プリンターやカッティングマシンに合わせて準備してください。
これでCAD作業は終了です。
データは後からでも利用しやすいよう内容が解るファイル名にして保存しましょう。
自分の場合は
DF65A+mein CUT R00
とかで何のためのデータでそのRevも合わせて記載するようにして修正時にどちらが新しいかが後でもわかるようにしています。
それと今後使うCADソフトが変わるかもしれないのでDWG、DXF等のメジャーなファイル形式でも保存しておき今後のデータ再利用に備えておきましょう。
無料で利用しているソフトの場合はそのあたりも考慮して利用しましょう。
(ここ重要です。また同じことするなんて考えたくも無いですよね。( ´艸`))