data-ad-format="fluid" data-ad-layout-key="-hi-13-2z-8i+xx" data-ad-client="ca-pub-1748993142461730" data-ad-slot="3142754531">

3D プリント CAD

PRUSA Mk4sのエンクロージャーを温度制御する事にしました。(その4)

前回制御関連の配線が終わったので今回は試運転から( ^ω^)・・・。

試運転

とりあえず55℃で設定し運転してみました。

なんで55℃なのかというと

PRUSAのCoreONEが55℃までの温度制御が出来るから。

ここまで出来ればPRUSAのCoreONEと同様の材料の範囲まではプリントが出来ると考えました。

23℃から初めて30分間で35.5℃もう30分で39.2℃

後半の30分で3.7℃しか上がりませんでした( ^ω^)・・・。

これではかなり不安ですね・・・。

そこからプリンターのプレヒートでPCを想定し

ベッドを100℃ ノズルを170℃でプレヒート

10分で47.3℃まで上がりました。

もう10分で49.5℃

もう10分で50.5℃

10分で1℃しか上がりません( ^ω^)・・・。

プレヒートも30分で止まってしまったのでもう一度プレヒートスタート。

もう30分で53.2℃ もう30分で54.3℃

とりあえず大きな熱量もしくは保温の不足かその両方ですね・・・。

2時間半でやっと目標の温度近くまで上げることが出来ました( ^ω^)・・・。

これは待ってられないですね( ^ω^)・・・。

先ずは保温しようと思います。

温調部分の完成

とりあえず温調のための制御関係については完成です。

これで自分の1つのエンクロージャーはアクティブ温度制御のエンクロージャーとなりました。

熱量は全然足りませんが・・・。

もう一つのメーカー純正のエンクロージャーについてはこのエンクロージャーでうまく運用で来たら追加で考える事にします。

ヒーターやファン、サーミスターの設置位置で内部の温度ムラはありそうです。

ですが内部をかき回すことでそれなりに温度差が平準化されているとは思うんですが・・・。

どうなんでしょうね?。

これはPC(ポリカーボネイト)フィラメントで何か印刷してみて効果を実感出来たら成功と考えていいのではないかと思います。

保温しました。

とりあえず温調は出来ますが時間がかなりかかるのでその時間短縮のため保温する事にしました。

保温するのは大きい方のエンクロージャーにしました。

保温する事によって内部の容積が減ってしまうので大きさに余裕のあるエンクロージャーに保温する事にしました。

で25㎜のスタイロフォームを前面扉以外の面にチマチマと加工しながらはめ込みました。

地味な作業です( ^ω^)・・・。

前面も保温しようと思ったんですが定尺の板1枚だと前面までは材料が足りませんでした( ^ω^)・・・。

作業もやりにくくなるしプリント中に中が見えないのも困るので・・・。

ここは想定内のところです。

でも保温が足りなければ何か考えることにしてとりあえず( ^ω^)・・・。

各角にオレンジの3Dプリントのコーナーの連結部品が10㎜の厚みがあります。

なので底面と前面以外はその10㎜分外側のアクリル板から浮かせてスタイロフォームを設置しています。

なので約10㎜の空気の層と25㎜のスタイロフォームで断熱されています。

スタイロフォームの設置状態

とりあえず保温作業は出来ました。

内部のスタイロフォームの設置状態はこんな感じです。

どうでしょう?。

底面と奥の面はスタイロフォームの板取の関係で分割があります。

奥の面にうっすらとですが縦に分割部分の線が見えますね( ^ω^)・・・。

自分的には思ったよりうまく設置出来たと思っていて満足です( ^ω^)・・・。

フィラメントのスプールが天井に干渉するのとホルダーの長さが足りなかったです。

なのでホルダーを新規に設計しプリントして設置しています。

これでエンクロージャーの保温は出来たことにします。

プリントが安定して出来るようであれば前面も保温したいところです。

ですが自分としては未知のところなので前面からプリントの状況が見える方が安心感が高いと判断しています。

記事が長くなってしまったのでまた来週( ^ω^)・・・。

注意事項

製作、運用はそれなりの専門の知識が必要です。

この記事を参考にした場合の事故などについては全て自己責任でお願いします。

関連記事

記事

R0.0 新規作成 2025.05.09

-3D プリント, CAD
-, , , ,