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3D プリント 3Dスキャナー CAD PC、周辺機器 ハルケース

CR-Scan Otter 3D スキャナー(その1)

3Dスキャナーを購入しました。

Crealityの3Dスキャナー CR-Scan Otter 3D スキャナー

を購入しました

https://store.creality.com/jp/products/cr-scan-otter-3d-scanner?spm=..product_46a7ad0d-5afb-4dc6-897b-dd4aba5e5873.header_1.1

3Dプリンターではおなじみのメーカーですね。

ホントはブルーレーザーの物が欲しかったんですが懐具合を考慮してこれにしました。

かなり前から3Dスキャナーが欲しいと思っていたんですが・・・。

以前は結構高額の商品なのでほぼあきらめていました。

以前会社で使ったことのある3Dスキャナーは百数十万円するものでした。

でも業務用としては決して高性能というものではなかったです。

でさらに使い勝手が悪く・・・。

取り込んだ3Dデータはかなり手を加えて修正する必要が有ったり・・・。

とても気軽に使えるようなものではありませんでした。

で今回購入した3Dスキャナーは約11万円とお値段的には1/10以下です。

なんですがNETでの情報を見る限り自分が使いたい用途に使えるかな?。

と思えたので今回買ってみることとしました。

今までは・・・。

測定したい対象物を定盤等の平らな面において

トースカンやハイトゲージを使って計測して

3次元にプロットしていくというのが基本です。

各点を一つづつプロットして手動で3DCADに作図していく・・・。

という地味な作業をしていました。

当然ですが3次曲面なんかをプロットしようとするとプロットする点の間隔にもよりますが膨大な時間と手間がかかります。

3次元測定

それを自動化する測定器が3次元測定器になるかと思います。

先端にルビーなんかが付いた測定子を対象物に当てて座標を得る方法です。

こんなの(出典、ミツトヨ)

https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-482

これだと黒い石定盤の上に測定するものを固定して

門型の上から吊り下げられているプローブの先端で

対象物に接触もしくは非接触で計測していきます。

プローブも様々なオプションが有ったり社外品のオプションが有ったり・・・。

自作の治具なんかも有ったりするのでそこはもう無限と言っていいと思います。

自作の物じゃないと測れないなんて品物が有ったりするので( ^ω^)・・・。

で基本的にはあくまでも点を計測する装置です。

なんだかスタイリッシュになっていますね。

自分が知っているのはもっとごついイメージなんですが・・・。

除振台はオプションなのかもしれませんね。

時代を感じます。

手動で3次元測定するには( ^ω^)・・・。

こういったものを個人レベルで買えるわけもなく・・・。

定盤の代わりにガラス板、

測定子の代わりに自分でグラインダーでとがらせた針を作って

ハイトゲージにセットして高さを決めて・・・。

ハイトゲージ(出典ミツトヨ)

https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-tools/height-gauges/standard/main/506-207

ハイトゲージの平面位置をプロットして・・・。

水平面と垂直面のラインズをそれぞれ作図する。

という事をやっていました。

これも立派な3次元測定です。

アナログですが( ^ω^)・・・。

3次元測定で船の船殻の性能を評価する。

自分はラジコンヨットを設計する時に他艇の主要な性能を評価する必要がありました。

で自分の手持ちの船を数艇、この手動での方法で評価しています。

自分の場合は実際に水槽に浮かべて喫水長や位置、ビーム、ドラフト等を計測して・・・。

でそれを基にガラス板の上で各数値を拾っていました。

艇もばらつきがありますし計測誤差もそれなりにあると思います。

自分の船の喫水線だって自分の艤装方法が艇の設計者の意図と合っているかも正直解らない( ^ω^)・・・。

その艇の艤装も自分の持っている艇が正解かどうかも解らない・・・。

そんな中で評価しなくてはならないので非常に困難( ^ω^)・・・。

船殻の3Dデータを入手できた艇も数艇ありラインズを入手できた艇もありました。

その中から実際に作ってみたことも数度ありました。

その上でCP値や喫水下面積・・・等は数値として把握できた艇は大変参考になりました。

以前から3Dスキャナーってあったよね?。

当時も3Dスキャナを探した事はあったんですが・・・。

今ほど値段がこなれておらずあきらめていました。

当時の物はとても個人でどうにか出来ると思えるレベルではなかったです。

と言ってもここ3年ぐらいなんですが・・・・。

ですが今回自分が出せる金額でそれなりに使えそう?。

と思えたので今回3Dスキャナを購入する事にしました。

ラインズは簡単に引けますよね?。

データを3DCADに取り込んで任意の方向で輪切りにすればラインズは簡単に引けますよね?。

それを評価すればその船の主要な数値が出せますよね?。

誤差は手動で計測していたころと比べれば多分数桁下になるんじゃないかと思います。

こういうのって今時の言葉でいうとリバースエンジニアリングっていうんだと思います。

リバースエンジニアリングを理解できない人たち( ^ω^)・・・。

こういう事を書くとお前の設計は○○艇のコピーだ!とかいう人が必ず出てくるんですが( ^ω^)・・・。

この世界、モデルヨットがあるのは当たり前。

ない方がおかしいんですがそういう事を理解していない人なんで私は無視するようにします。

そういった方はモデルヨットという概念すらないのかと思います。

あなたはそのヨットの特許とか権利とか持ってるんですか?。

と問いたい( ^ω^)・・・。

でそれがあったとしてコピーというならそれを証明できるんですよね?。

と問いたい( ^ω^)・・・。

そういう人はだいたい開発クラスで自分で開発しないで市販の船を買ってくる人です。

なんで

あなたに私の思う開発クラスに出場する意味なんてない。

と自分は思うようにしています。

そもそもそういったことが解っている人はコピーだなんて言わないでどういう設計をしているのかを聞いてくるものです。

例えばある実績のある船を私が3Dスキャンしたとしてそのまま作ると考える人はどれだけいるでしょう?。

そんなの意味ないですよね。

そのまま作るんなら多分買った方が安いですし( ^ω^)・・・。

3Dスキャンしたデータでそのまま作る設計者がいるのか?。

たとえ0.001でも数値的に有利な船を作るに決まっていますよね。

その船に勝つために作っているんですから。

同じや劣化コピーで作る意味なんてないでしょう。

でもそれを言う人はその船をコピーというのでしょう。

なので自分の回答は

「あなたとは目指しているところが違うんで( ^ω^)・・・。」

というようにしています。

人の作った船をコピーと言い、自分で設計しない人に何かを言われたところでほおっておきましょう。

その人は自分の船のCP値すら知らないんです。

そういう基本的な事すら知らない人にそういったことはそもそも理解が出来ないので永遠に解り合えることなどありません。

ここは断言してもいいと思います。

設計者は最善の物を世に出すのか?。

設計をする人がその船を市販化するならそれはダウングレードされた船かもしれません。

多少の性能的なマージンを取らなければ市販化なんてそもそも出来ないでしょう。

設計者が理想とするものと市販するものは大概にして違うものとなるのは世の常です。

車なんかのコンセプトモデルがそのまま市販されないのとほぼ同じ理由です。

この世界ではそういったことが出来るのも設計者の裁量なのではないでしょうか。

やらざるを得ない場合も多いと思います。

そう考えるといろいろと納得がいくことも多いのではないでしょうか。

実績のある艇とは何?。

自分の場合は実績のある市販の艇というのは設計者とその近親者の船は除外して考えるべきだと考えています。

でないと説明が出来ないことが多すぎるように思うんですが皆さんどう考えているのでしょう。

ここは自分の思い込みもあると思うんですがそれを差し引いても・・・。

微妙にバージョンアップしてたりとか?。

そしてその市販艇の価値とは・・・。

量産品にはその出来の良しあしが必ず出るものです。

その立場にいれば”選別”は普通にやりますよね?。

リファインも世界戦なら当然しているんじゃないでしょうか?。

疑い始めたらきりがないですね( ^ω^)・・・。

ある意味可能性は無限です。

煙の中のレーザー光で写される船をあなたはどういった目で見ましたか?。

なら自分で突き詰めるしかないんじゃないでしょうか?。

お金とかも自分で開発している人の方がかかっていると思うし時間だって相当かけていると思います。

そういった情熱が無ければ自分で船を設計してなんかいませんよね。

それで得た経験や知識こそ

プライスレス( ^ω^)・・・。

そういったレベルの船を設計してみたいなと思うのは自分の勝手ですよね?。

これからも設計をしていくなら自分の思う限界を超えなければいけないのかと思うところです。

話を戻します。

今の時代では個人レベルでも手軽にリバースエンジニアリングが出来る時代になっているんだと思います。

以前みたいにシリコンで”かたどり”したり・・・。

測定に時間をかける必要もなく非接触で3DスキャンでOK。

自分で設計した船がどこまで設計どおりに出来ているのか?。

も自分で確かめることが出来るようにもなると考えています。

夢が膨らみますね。

まずは今作ろうとしているDF65やDF95のハルケースの”ハルの受け”や”バルブの受け”をきれいにフィットさせて

うまく固定出来るようにしてみようと思っています。

まあこれを手動で3次元測定やらねば・・・。

と思ったのでそのついでにいろいろ調べているうちに

3Dスキャナを買った方がいいんじゃない?。

と思ったので買う事にしました。

設計が滞っちゃっているんで( ^ω^)・・・。

開封~使用感についてはまた次週( ^ω^)・・・。

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R0.0 新規作成 2024.12.20

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