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セールの製作(シングルパネル編)

セールを作ろう。(その31、リグケースの製作 その5。)(Rev0.0)

サポートって何?。

という方がいらっしゃったので記事にしてます。

3Dプリントするとき下から一層ずつ積層していくので宙に浮いたところは何か下に無いと積層が出来ません。

なのでその”何か”を積層する材料で補助してあげるための支えを一緒にプリントします。

それがサポート材と呼ばれる物で自分の場合は製品となる材料と同じものを下から一緒にプリントしています。

サポート材には部品をベッドに密着させるためにプリントされる物もあって剝がれやすい角部等にも配置されます。

プリントが終われば不要なのでそれを取り外す作業が必要になります。

サポート材の取り外し。

これは100mmの長さのフレームです。

8本あるのでこれで800㎜分ですね( ^ω^)・・・。

サポートの形状はベッドへの配置やそのプリント部品によって、

同じ部品でもそのサポートのつけ方や利用するソフト、そのバージョンでかなり変わります。

あくまでも一例という事で( ^ω^)・・・。

3Dプリントが終わったらヒートベッドシートをプリンターから取り外し冷まします。

ヒートベッドシートを曲げるとプリントした物がはがれます。

斜め上側から。

ベッド側

とりあえず手で外せるサポート材はむしり取ります。

水洗い。

ヒートベッドシートにはのりを薄く刷毛で塗ってからプリントしています。

のり=自分の場合は整髪料のハードジェルを水で溶いたもの。

一般的にはスティックのりとか整髪料のケープ(スプレーのタイプ)とかが多いみたいですがいろいろあると思います。

自分の場合はスプレーは周りに吹きかけたくないので。

スティックのりは単純に時間がかかって無駄に厚く塗れてしまうのと消耗が激しいので買い直すのが嫌になって( ^ω^)・・・。

なのでこの時ベッドに張り付いていた部分にはのりのべたべたが残っています。

なので私はこの段階で水洗いしています。

ニッパーやラジオペンチを使ってサポート材を取れるところは取ってしまいます。

内側も。

穴の中はドリルの刃を通しておきます。

ここは3㎜です。

ナット用の穴は貫通しているので何かそこに入る物で押し出しておきます。

(自分の場合はノギスのデプスゲージの部分でぐっと( ^ω^)・・・。)

連結用のボルトの頭の部分はデザインナイフで周りを切った後に抉るとぽろっと外れます。

プラダン溝部のサポート外し

プラダンがはまる溝はまずプリント上方向にサポートしている柱状の部分を取り除いていきます。

端からめくって引っ張り出して

つまんで引っ張って( ^ω^)・・・。

その下も同様に

全部取れたら奥まで見えるようになります。

多少片側が残っていても問題ありません。

上側の細かいサポートの部分を下側に押し込むと

パリッと剥がれるのでそこから全長にわたって剥がしていきます。

剥がし切れていない部分は隙間に沿わせてナイフを入れていくと

綺麗に取れました。

下側の細かいサポート部分は

境目にナイフを入れていくとぽろっと剥がれていきます。

続けて全長にわたってその境目にナイフを入れていくと

全長にわたって細かいサポート部分も取れます。

この時うまく境目にナイフが入ってない、とか、ナイフの切れ味が悪い、とうまくサポートが剥がれません。

刃はこまめに交換して切れ味を保って作業するのが結局楽に作業が勧められます。

切れない刃で力を入れてサポートでない部分を削り取らないようにしてください。

(まあ組みあがると見えない部分なので多少は気にしなくて問題ないです。)

綺麗に取れました。

内側の3mm穴用のサポートのベース側のサポートも同じ要領でぽろっと取れます。

刃が立っていて下側が少し削れてしまいました( ^ω^)・・・。

でも気にしない気にしない( ^ω^)・・・。

仕上げ

周りのバリや髭、エッジは適当に面取りして仕上げましょう。

溝の幅は約4.5mmになるのが正解です。

地味な作業ですね( ^ω^)・・・。

この作業を1セットで全周分を表と裏分で2回分やる必要があります。

自分はDF65とDF95 用でそれぞれ2セット作っています。

今はDF95用は作り終わりDF65用を作っている処なので半分は過ぎていますね。

まだこの作業が続きそうです( ^ω^)・・・。

プリント時間を待つのが嫌になってきた( ^ω^)・・・。

結構な数をプリントしてるんですがそのプリント時間を待つのが嫌になってきました。

大きいほうのプリンターはフィラメントが無くなってもそのためのセンサーがありません。

なののそのバッチは材料も時間も無駄になってしまいます。

その点小さいほうのプリンターはフィラメントが無くなったらそれを検知して止まってくれます。

そのままフィラメントのスプールを交換して続きからプリントを再開してくれるので時間もフィラメントも無駄になりません。

なのでこういった数をプリントするのに向いているので使っているんですが( ^ω^)・・・。

1日1バッチのプリントでは3週間とかリグケース1セットプリントをするのにかかってしまいます( ^ω^)・・・。

今調べてみたら新型のMk4がMk4sにバージョンアップしてプリントスピードもUPしているみたい。

大きな修正も終わって安定稼働できる状態になったのかな?。

スライサーも更新されているんでサポートのつき方もかなり変わって外しやすくなってるみたい。

それにそのパラメーターも洗練されてるみたいなのでかなり良くなっているという触れ込みのようです。

そこはプリントヘッドの更新が必要( ^ω^)・・・。

自分のMk3s+もMk4sにUPグレードするキットも販売されているのでこれを買ってみようかと考えてます。

さて、どうしようかな~。

記事

R0.0 新規作成 2024.10.25

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