今回はリグの重量調整作業を紹介します。
リグの重量調整
IOMの場合は最低の重量が4000gとルールで決まっています。
それはリグを交換してもその重量は変わりません。
なので軽いリグを着けていてもその重量を守らなくてはなりません。
なのでどのリグも同じ重量としておけばそれ以外の部分の重量を余分に増やしておく必要が無くなります。
そのためにこの作業が必要になってきます。
実際の作業
現状のリグの重量は0.1gまで量れる方の秤で
リグを乗せるための板を乗せて
それぞれ計測、結果は
No.1微風用 275.6g
No.1順風用 282.6g
No.2 250.0g
No.3 215.2g
ハルに余分な重量として10gとかあればNo.1の微風用を基準として調整してもいいと思います。
少し前までそう思っていたんですが( ^ω^)・・・。
今回は一番重いリグを基準に調整してハルの方をもう少し攻めてみようと思います。
なので282.6gに合わせる方向で調整します。
なのでウェイトはそれぞれ
No.1微風用 7g
No.1順風用 0g
No.2 32.6g
No.3 67.4g
鉛の棒の長さが216mmで1mm当たり0.824・・・。
鉛の棒はこちらで作っています。
7gなら8.49・・・mm
こんな感じで大体の長さの目星をつけてCUT。
少し長めにCUTしてマストに入るように外径をヤスリで整えて
重量をドリルで穴を開けて微調整。
それぞれのリグに鉛の棒をセットし
写真はNo.2リグ
それぞれのリグを自分の計測用の秤で量ってみると
No.1微風用 283g
No.1順風用 282g
No.2 283g
No.3 282g
計測誤差もあると思いますがほぼ1g程度の誤差で調整出来ました。
この秤は±2gの秤なのでこれ以上やってもそれほど意味はないかと思います。
0.1g表示の秤もリグを乗せた時点でパラついて何が正しいのか解らないです。
なのでそもそも最初の計測が正しいかどうかも怪しい物です。
お疲れさまでした~。
これでリグは完成です。
今後のハルの重量調整。
今まで基準にしていた微風用リグより順風用リグが7g重かったです。
ここは微風用リグのメインセールのほうが厚みが薄いので想定はしていたんですが・・・。
今まで見て見ぬふりしてたんで( ^ω^)・・・。
合わせてキールを2498gとして製作したので重量がかさみ全体の重量が想定よりオーバーしてしまいました( ^ω^)・・・。
(当初のキールの重量の想定は2495gでした。)
といっても10gぐらいなんですが( ^ω^)・・・。
次はその重量分をどこかを削って重量調整したいと思っています( ^ω^)・・・。
記事
R0.0 新規作成 2023.12.18