ブロックの配置とステーの作図
前回はブロック(滑車)の作図まで作業をしました。
今回はブロックの配置と取り付けのためのステーを作図していきます。
ブロックはバウ先端に配置されます。
このことから後からブロックの交換やシート(動索)の取りまわしが行えるように配慮する必要があります。
この時はバウに設けたハンドホールから作業を行います。
ですがバウ先端までは手が入りません。
そのための専用の治具も併せて検討していきます。
まずはブロック取り付けプレートの作図から。
このプレートごと取り外し、取り付けが出来るように考えました。
でブロックにシートを通した状態でバウ先端の受け側の穴に引っ掛けます。
シートはウインチサーボのドラムのセルフテンション機構で常時テンションがかけられます。
なので不用意に外れることは無いはずです。
バウ先端の補強もかねてがっちりとしたイメージです
受け側のみ、上からの形状です。
取付用の治具も絵を書いておきました。
ブロック部分を差し込んでブロックに通してあるシートを引っ張って治具に固定します。
穴に入ったらシートを開放してブロックをリリースする方向で考えました。
この長さでプリントするのはきついと思うのでまた今後検討します。
差し込み代もあると思うのでそこもこれでだめなら再度検討します。
ここのあたりはハルを印刷した後にやってみて詰めていこうと思います。
これでとりあえずメインのシートの位置が決まりました。
ウインチサーボのベッドにシートを通す穴もあけました。
次は各セールへのシートラインの検討です。
現状のハル全景です。
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R0.0 新規作成 2023.08.31