設計がある程度進んだら試作をしよう。
この写真はハルをABSでプリントしカーボングラッシングしてあります。
ハルの試作と各部のバランス確認。
ハルをABSで試作してリグ、キール、ラダーのサイズや前後位置を確認しました。
当初の設定ではウエザーヘルムがきつくマストを調整範囲いっぱいまで前傾させてもウエザーヘルムを打ち消すことが出来ませんでした。
なのでラダーのサイズを徐々に小さくして対応していきました。
当初はABSでハルをプリントしただけでした。
ハルの厚みが0.8mm(0.4mmノズルで2層)だったのとノズル温度が低く層間剝離が起きて浸水するようになってしまいました。
ラダーサーボとウインチサーボの取取り付け状態
当時の利用のプリンターはノズルの温度の安定が悪かったのだと思います。
これは3DCADで中央部分のハルを作図した時の画像です。
ハルと内部部品が一体でプリントされるように作図しています。
セール用サーボとラダー用サーボの配置状況です。
ラダーサーボは双葉の小型サーボです。
前側に倒れ防止のリブをつけています。
バルブ取り付け前後位置のの確認。
キール下端に想定重量となる重りをつるし喫水が想定通りの喫水となっているかを確認しました。
ハル、キール、バルブ、ハッチやマストベースも取り付けしました。
ハル取り付け部品の検討。
キールがABSなので明らかに強度不足・・・。
取り合えずの重量測定、85gの重量オーバー、ココから本制作のハルに作り直して目標の重量になるのか・・・。
不安しかなかったのを今も覚えています。キールのたわみが・・・。
スイングリグが完成。
セールはマルチパネルの立体セールとして製作しました。
コンベンショナルリグはほぼDF65の部品の流用です。
重量オーバーのためスターンがかなり沈んでしまっています・・・。
とりあえず試作艇が出来ました。
この船で帆走してみたところキールの強度不足は有ったもののとりあえず帆走は出来ました。
次は試作艇を改修編です。