リグケースの製作
リグを作る前にリグケースを作っておかないと安心してリグを保管しておけません。
なのでリグを作る前にリグケースを作ろうと思いました。
以前作ったのはアルミの看板用の枠を利用して作りました。
今利用しているDF95用のリグケースはこれ。
フレームはアルインコFM280S
https://www.monotaro.com/g/01591937
コーナー部品は
https://www.monotaro.com/g/01591914
これらはそれぞれの面に2セットのリグを固定して4セットのリグが収納出来ます。
セールはカッティングプロッターでマーキングして、
カットもカッティングプロッターでCUTして作りました。
でもマーキングは現状のルールに沿っていないので公式のレースでは使えなくなってしまいました( ^ω^)・・・。
今回のリグケース
今回はアルミのフレームは使わず3Dプリントの部品を設計してリグケースを作ってみようと考えています。
アルミのフレームは地味にお値段するのと自由度が制限されるのでそれを嫌って。
強度はアルミ引き抜き材から樹脂プリント材に変更する事によって下がるとは思いますがそれなりに考えるつもりです。
今回はアルミフレームでの製作は元々オーバースペックというのもあるのでアルミのフレームと同等までの頑丈さは求めません。
基本的にはアルミで作った部分をプリント部品に置き換えし、
併せて部品を3Dプリント出来るように分割、代替えするといった考えです。
今回もA~Dの4セット分のリグを収納できるようにします。
部品は出来るだけ3Dプリントした部品で設計し買い物は出来るだけしなくても良いように考えます。
仕様の方針
この辺りを考えてざっくり仕様をまとめてみます。
1つの部品の最大サイズは250X210X210以内を基本のサイズとする。
(=小さい方のプリンターで造形できる範囲とする。)
面の保護板は4mmのプラダン製とする。
(アルミフレームだと3mmの溝だったんですがプラダンは4mmの方が汎用性があり入手が容易のため。)
ヒンジ、取っ手等は3Dプリント製として購入部品を使用しない。
接着はせずネジ及びナットは3mmを基本とし将来的に分解、取り換えが出来るようにする。
ネジは出来るだけ6角CAPネジとする。
DF65用とDF95用で部品を出来るだけ共通し全体サイズの変更と専用部品の一部変更で対応が出来るように配慮する。
収納リグ数はA~Dの4リグDF65用はA+~Cの4リグとする。
出来れば中間部品の追加で+2もしくは+4のリグでの構成とし積み重ねで収納リグ数が追加できるような構成とする。
(ん?それなら2セット作ればいいのか?。ここは要検討とします。)
ジブ下端取り付け用の部品も極力3Dプリント製とする?
シートとバウジーのみ?
(ここも要検討。)
S字フックは3Dプリント製とし購入しない。
ロックはボールキャッチとしリグケース開閉時の煩わしさを軽減する。
ボールキャッチ参考
https://www.monotaro.com/p/6111/8672
購入部品の基本方針
極力購入部品の種類を増やさないよう縛りを設ける。
購入品を出来るだけ限定する。
汎用性の高い部品のみ利用しメーカーに依存しない部品のみを利用する。
という方針です。
購入部品リスト(想定)
3mmCAPボルト各長さ(出来るだけバリエーションを少なくする。)
3mmナット
シート適量
バウジー6個
4mmプラダン定尺X1
ボールキャッチX2
中央のたわみはシートを張り一定以上のたわみはシートで規制する。
シートはフレームにナットで共締めする。
とりあえずこんなところでしょうか。
汎用の部品でないのはボールキャッチのみ。
これはタキゲンの部品なので指定の部品になりますがこれ以外は汎用の部品になります。
設計
現在一部設計を始めた所です。
まずは3Dプリントでヒンジを設計してみました。
一体でプリントしてもプリント後に曲がるように考えてプリントしています。
強度的に問題なければ2つ、弱ければ数を増やせばいいのかな?と考えています。
ガタは若干ありますが問題となるほどは無いです。
手でねじっても壊れそうな気配もないのでこれ2つで行けそうですね。
記事
R0.0 新規作成 2024.09.20