今回はキールとラダーの内部に充填する作業を紹介します。
充填物の容積
充填物の容積の測定を行っていきます。
これは充填物のおおよその容積をあらかじめ把握し充填物の準備をするときに
充填物の不足を避けるため。
無用に材料を無駄にすることを避けるため。
です。
今回は充填剤としてガラスピーズを利用するのでそのガラスビーズで容積を測ります。
ここは特にガラスビーズでなくても容積が計れればいいです。
型に積層したものをセットしてガラスビーズを流して金尺などで平らに均します。
こんな感じ。
でそれを紙などに移して集めます。
これをすべての型で行って集めます。
この時充填を一度に作業できる範囲で行います。
型はあらかじめ離型処理を行っておきます。
内部に取り付ける部品はあらかじめ瞬間接着剤で固定しておきました。
エポキシ充填時に部品が動いてしまうのを防止するためです。
エポキシの混合
軽量化のため中空ガラスビーズを混合したエポキシに混ぜます。
今回使用した中空ガラスビーズ
小分ガラス中空ビーズ,1kg - ネット販売:フェザーフィールド株式会社 (shop-pro.jp)
今回はガラスビーズは先に量った量、エポキシはその半分の量としてみました。
混ぜているときは不安になりますがこの比率でも十分混ざります。
自分の感覚では最密充填の比率以下の混合割合でも機能するのではないかとも思います。
ですがやったこと無いので今回はここ当たりで( ^ω^)・・・。
ビーズの種類とかでも変わるとも思うのでそこはいろいろ試してみてください。
今回は船を早く帆走させたいというのもあって実績のある比率でガラスビーズを混ぜました。
混ぜ終わったら各型に充填して左右の型を合わせます。
位置を合わせるため左右の型に開けておいた穴を利用してボルト止めします。
中間位置が膨らんでしまったのでねじの頭を逃がして型の中央に重りを乗せて硬化させました。
次に型を作る時はもっとボルト穴を増やしておいたほうが良さそうですね( ^ω^)・・・。
ちょうど目についたので真空ポンプを乗っけてみました、
このまま1日放置してエポキシが硬化するのを待ちます。
記事
R0.0 新規作成 2023.11.14