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オリジナルのラジコンヨットの作り方(IOM AWANAMI編)

ラジコンヨット IOM AWANAMIの製作(反省点1 Rev0.0)

昨日からこの投稿を書いていたんですがまとまらず( ^ω^)・・・。

何回かに分けて投稿します。

よろしくお願いします。

AWANAMI試作零号機の現状での反省点

基本的には大きな設計上の失敗もなく?完成までこぎつけることが出来たのかなとは思っています。

ですが今回の設計で途中での方針変更や

完成直前のでの重量調整のためのフランジの一部削除

等試作艇ならではの変更があったりしました。

その中でも大きかったのは誤ってハルを壊してしまって

無謀な強度UPのためのハル内部への過剰なリブの増設を行ったのは非常に良くなかったと考えています。

これらを踏まえて次に製作する初号機に反映させるために

現在の段階での修正点や反省点について整理して書いておこうと思います。

ハル形状について

今の段階ではその評価については帆走させてみないと何とも言えないです。

なのでそれ以外の部分について主に記すことにします。

製作上だけでいえば自分が知る船の中ではかなりの低重心。

ハル高さの低いハルという事もあって大いに期待しているところです。

でもコンセプトがウエーブピアサーというのもあって( ^ω^)・・・。

バウの予備浮力が他艇に比べてかなり少ないです。

なのでそこはそれなりなランニング時のバウ沈は織り込み済み。

その限界を見極めるための船なのである意味チャレンジングな設計です。

自分の基準作りといった意味合いもあるので( ^ω^)・・・。

そこはこの船をいじくりまわして次につなげるための船となるはずです。

で実際に製作してみてセールの取り付け位置はかなり低くできました。

その分ヒール時のブームが水をたたく事もそれなりにあるとは思うんですが( ^ω^)・・・。

その限界も今回製作してみてある程度は見えるようにはなったと感じています。

そのためのオリジナルのブームバングを作ってみたりも出来たのでそれはそれで楽しめました。

ハル(船殻)の厚みについて

今回ハル中央のセクションのみ1.2mm他が0.8mmで今回製作しました。

ですが後加工での研磨が0.8mmの厚みの部分については非常に研磨がやりにくかったです。

なので次回はすべてのセクションのハルの厚みを1.2mmで製作する事とします。

この事によりハル下部へのリブの設置は不要か現状よりは少なくて済む事が予測できます。

そのためリブの設置については再度検討を行う事とします。

ハルの接合部の形状。厚み。

形状としては雄雌の差し込み形状と位置決めのノッチで接合自体は強固で位置ずれもなく良かったです。

ですが厚みは過剰で接合部の強度は他部分に比べ強度が高すぎて応力集中が起きているように思います。

フランジ部の厚みを厚めとしたのですがこれは明らかに過剰でした。

ハルの厚みを今後1.2mmとしたので差し込まれる側のテーパー角度にもよるとは思います。

ですが最低の厚みを1.2mmとしてその厚みを大きく超えるようなフランジの厚みとならないように配慮して設定を行えば多少は避けられるのでは?。

とも思います。

思ったほど接着部分の強度の不足はないようなので考慮する必要はほとんどないと判断しました。

スターン形状

ハル後端面は現在設計喫水線に対し垂直としています。

ですが設計喫水面を傾けてバルブ位置を決定したためその分喫水線長さが短くなってしまいました。

数ミリにも満たないところですがちょっとした配慮で避けられる単なる設計ミスです。

これは水槽に浮かべたときにはじめて気が付きました。

今後は端面の角度を2°以上前傾させ設計喫水線が無駄とならないよう配慮する事にします。

ここについては先日記事にしています。

関連記事

ラダーシャフト取り付けのための工具穴は都度テープを張って止水しています。

ですがテープでなく水抜き穴と兼用にして水抜きの栓で塞いでもいいように思いました。

内部形状にもよりますがハッチのテープ張りを排除したのにここについてはテープ張りが残ってしまいました。

なのでここについても何らかの工夫をしてテープ張りを排除したいと思います。

キールのカーボンクロスのプライ数について。

ねじれ、たわみがそれなりにあるので少なからず強度UP が必要です。

3Kの積層時の厚みも今回解ったのでさらなるプライ数を増やす方向かさらなる密度の高いカーボンを利用してキールを製作する方向で考えます。

ここについては今のハルで対応するかもしれません。

その時は今のバルブを再利用するか新規に作るかはわからないですが( ^ω^)・・・。

その時は今3Kのクロスがあるので2プライから4プライとしてみるか6プライとするかもっと増やすのかとかはまだ決めていません。

その判断は帆走させてその影響を自分で感じられた時でしょうか。

水の中で多少はダンパー効果もあると思うんですが・・・。

マストがぶるぶるするのはイノベーターやシーウインドで嫌というほど経験済みです。

まあ市販艇なんで価格からすれば仕方ないところでもあります。

シーウインドに至っては

“カーボンハルのバージョンの前にカーボンキールでしょ?。”

なんて思うんですが( ^ω^)・・・。

それだと一般の方には訴求力がないんでしょうね( ^ω^)・・・。

その度合い次第という事だとは思います。

続く( ^ω^)・・・。

記事

R0.0 新規作成 2023.12.27

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