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3D プリント

初心者のための3Dプリンターの失敗しない選び方 (ビルドボリューム編)

3Dプリンターを買いたいんだけどと思っている方は、

どのプリンターを買えばいいのか解らない。

と思う方は多いのではないでしょうか。

私も最初はよくわからないまま勢いで買ってしまい失敗した口です。

で結局買い直したりして無駄なお金と時間を費やしてしまいました。

なので自分と同じ失敗をしてほしくない、と思って記事にする事にしました。

プリンターの例

3Dプリンターの例

このプリンターは私にとっては3台目でキットで買いました。

Original Prusa i3 MK3S+ 3Dプリンター (キット) [日本正規品]

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組み立てもほぼ終わり電源を初めて入れる直前のスナップです。

1台目はメーカーボットのコピー品の2エクストルーダーの物。

2台目はデルタ型のキットの物でした。

で4台目はDIYキットの物で3台目のプリンターで部品を3Dプリントして作りました。

DIY3Dプリンターの例

3Dプリンター 樹脂 FDM Mini タップレベルセンサーとタッチスクリーンを備えた 3D プリンターキット 自動整準高速印字ダブルZ軸 (Color : No printed part, Size : 300x300x300mm)

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これは最初のテストプリントが終わったところでほっとしたところです。

ベッドサイズは355mmx355mmとかなり大きいです。

で1台目と2台目のプリンターは不満も多く使わなくなったので処分してしまいました。

この2台を見ても3Dプリンターと言っても設計の思想とかが全く違って面白いですよね。

ビルドボリュームって何。大は小を兼ねる?。

一度に印刷できるサイズです。

大きいほど大きなプリントが得られます。

ですがその分プリントに失敗した時に材料やそれまでの時間が無駄になってしまいます。

それにプリントするオブジェクトにオーバーハングが高いところにあるとその分、その部分を支えるサポートが高く、多く必要になる傾向があります。

その場合プリント中にサポートが高いところまでプリントした所で倒れたりします。

その場合は本来サポートで支えるべきところがまともにプリント出来なくなってしまいます。

で再度プリントをやり直すというのはプリントの失敗あるあるです。( ´艸`)

大きなプリントであるほどプリントの失敗での材料の損失とそのための時間、電力の損失は大きくなります。

初めて買う場合は中々こういったことはイメージできないと思うので注意が必要です。

ヒートベッドが指定した温度まで上がるまでの時間。

ヒートベッドの温度が上がるまでに思ったより時間がかかる場合があります。

その分トータルのプリント時間も多くかかってしまいます。

(指定の温度になるまで1時間待ってやっとプリントが始まるなんてプリンターも・・・。)

(はい私の大きいほうのプリンターがそうです。冬場はもっとかかる時も・・・。)

小さなプリンターでも電源の駆動電圧が12Vのプリンターではヒートベッドが指定の温度に達するまで時間がかかる場合が多いです。

その場合はプリントがなかなか始まらないのでストレスも多いです。

(1台目のプリンターがそうでした。)

ヒートベッドのあるプリンターを選ぶ場合はビルドボリュームに見合った電源、ベッドヒーターが必要という事は意識しておきましょう。

ヒートベッドにはこちらで別記事にしていますので参考にしてください。

ビルドボリュームのサイズより大きな物は?。

多くの場合は小さいサイズに分割してプリントします。

プリント後に接着するなど工夫してプリントすればかなり大きなものも作ることが可能です。

1mを超えるラジコン飛行機とかも自分は小さいほうのプリンターで作りました。

私の小さいプリンターの方は駆動電圧が24Vという事もあってヒートベッドが指定温度になるまで数分です。

そのためもあって手離れもよく、大量の部品の印刷にも向いています。

同程度のビルドボリュームの製品と比べればお値段は高めですが良いプリンターだと思います。

そういったこともあり特別な理由が無ければあまり大きなプリンターはお勧めできないです。

(特に最初の1台の時は。)

設置面積について。

特殊な用途でベッドのサイズはそこそこのサイズでいいから高さが大きいプリントが欲しいという方もいると思います。

その場合はデルタ型を検討してみてください。

プリントできる高さの割には設置面積が小さいプリンターが選べます。

大きいプリントがしたいけど設置面積は出来るだけ小さくしたいという場合は水平方向にヘッドが前後左右に動くCoreXY方式のプリンターが設置面積の大きさの割には大きなプリントスペースが取れるプリンターになります。

ベッドが前後や左右に動くタイプはそのストローク分とそのベッドの長さ分のスペースが必要になるので以外に必要な設置面積は大きくなります。

自分の場合はビルドボリュームが大きい4台目のプリンターのほうが3台目の小さいプリンターをエンクロージャー(プリンターを中に入れてプリントする空間を保温するための箱状の物)に入れた物より必要な設置面積は小さいです。

そのため反りやすい材料(ABS等)を印刷しようと思いエンクロージャーを買ったり作ろうとしたときエンクロージャーの大きさにビックリします。

オープンタイプの3Dプリンターを買うときは必要な設置面積や将来エンクロージャーを準備する可能性も考慮して3Dプリンターを購入することをお勧めします。

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