今回は積層用型の作図を設計していきます。
キールとラダーの型の作図
カーボンクロスで積層するのはキールとラダーになるので積層用の型が必要です。
今回はキール、ラダー共に３K ２プライのつもりです。
まずはキールから。
パソコンだと画像を右クリックで”新しいタブで開く”で拡大表示出来ます。
スマホだと画像を長押しで”新しいタブで開く”で拡大表示出来ます。
（大きく表示したいという方いらっしゃったので。他の埋め込み画像も同様に拡大表示できます。）
作図としてはまず型のサイズを決めて直方体をキールの左右に作図します。
そしてその直方体に対して作図しておいたキールをツールとして半分ずつ削除していきます。
高さが約４5０mmあります。
ですがVORON350（３Dプリンター）のベッドで斜めに配置すれば一体でプリントできると考えています。
なのでこの部品は分割無しです。
上部と下部の取付ねじの位置に３mmのねじを通す溝を入れています。
積層後にフィラーを混ぜたエポキシを中に詰める時にキールの中に３mmのねじを切ったコマを入れて固定します。
そのためのコマを固定するためのねじ用の溝になります。
次はラダーです。
左右の殻を積層後にフィラーを混ぜたエポキシを中に詰めて張り合わせます。
その時にラダーシャフトを固定するための溝が入れてあります。
作図としては以前作図しておいたラダーをツールとして型のブロックを削除します。
左右の型の位置決めのため４隅にそれぞれ穴開けもしておきました。
この４隅の穴開けでは固定は無理だと思うのであくまで位置決め用です。
記事
R0.0 新規作成 ２０２３．０8．23
